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企業内のコラボレーション 共通のコミュニケーション基盤の確立

どのようなプロジェクトも効率よく運用するためには、管理手法が必要となります。基本的に製造業と同じです。にもかかわらず生産管理システムがないのはなぜでしょうか。そのような疑問から、ソフトウェア開発における生産管理システムを具体化する取り組みを始めました。優秀なプロジェクトマネージャ(以下PM)のノウハウのシステム化です。この生産管理システムを確立することにより、

  1. PMの短期育成
  2. PM技術の標準化
  3. 定性情報のより定量化
  4. 生産ライン(要員)の可視化

が可能であると考えました。過去20年以上の経験から、プロジェクトの失敗パターンを分析した結果、大きく次の3項目に集約されると考えました。すなわち

  1. 要件(スコープ、範囲)の定義が定常的に遅れる要件定義の遅れからの失敗
  2. 進捗基準があいまい進捗基準があいまい
  3. 必要な情報が共有できない情報共有ができない

まずこれらを補完するシステムを実装することで、定性的な情報をより定量化し、プロジェクトマネジメント手法の標準化を通じて、プロジェクトマネージャを早期に育成し、生産ライン(要員)の可視化を実現、ソフトウェアの生産管理システムの第一歩としました。